Dshibaです。
いくつになっても月曜日はあわただしく、イヤですね(笑)。今日も本当はもっと早く帰るハズだったのですが、ついつい長居してしましました。
さて、BE-KUWAについて書いてきましたが、単なる子供の情操教育の一環のクワカブ飼育からオトナのブリーダーに変身させてくれた本が何冊かあります。いずれも
むし社。この会社、やっぱすごいわ。
≪クワガタムシ飼育のスーパーテクニック:むし社2800円1996年11月初版≫この本は、私のバイブルと言っても過言ではありません。著者の
小島啓史さんは、日大の農獣医学部出身だけあって生物としてのクワガタに関する造詣が深い!繁殖~成虫までのステージやニッチェ(生息環境)、繁殖行動、亜種の問題など本当によくまとまっています。残念ながら、現在は絶版となっていますが、古本であっても買う価値があると思います。
≪オオクワガタ飼育のすべて :むし社2800円2001年4月初版、現在むし社直販で購入可能≫最近では、自らプロデュースした菌糸ビン(MG)を発売するまでになった著者の
森田紳平さんは、京都大学大学院で農学研究科を出られた秀才。その風貌からは想像つなかい(笑)のですが異色の存在です。菌糸ビン飼育を世の中に広められた一人としてその功績は大きいのではないでしょうか。
≪熱帯雨林のクワガタ虫:むし社2800円2000年9月初版、現在むし社直販で購入可能≫昆虫写真家として長年「月刊むし」で報文を掲載してきた鈴木知之さんが、インドネシア等の東南アジア熱帯雨林でのクワガタの生態をレポートした大作。日本とは異なる環境下(すべてが驚き!)でのクワガタの生態が写真つきで解説してある。個人的には、美形コンテストでのカッコイイ写真の部の審査員として選んでいただいた関係から特別な存在です。
≪世界のクワガタムシ大図鑑:むし社28,000円2000年9月初版≫1994年6月に発行されたクワガタムシの大図鑑。子供向けの図鑑とは異なり、これはもう学者の領域。世界のクワガタムシ約1200種のうち,2/3にあたる約800種(含む日本産)をカラーで図示した世界で初めての画期的な大図鑑。ギネス級の超特大個体から特小個体,多くの地域変異や型を,約5000頭の標本で紹介されている。 この1冊で世界のクワガタムシがわかります。 ヨーロッパやアメリカなどの各博物館所蔵の多くのタイプ標本類もカラーで図示されています。残念ながら絶版。個人的には、カブトギネスの賞品としてむし社から戴いた逸品(家宝だね)。
世界のクワガタムシ大図鑑は、実は
新版が出る見込み。乞うご期待!!
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